Misell — ハンドメイド作家の利益を最大化する売上・原価管理アプリ
2026-02-15

Misell とは
Misell(ミセル) は、minne や Mercari などのプラットフォームでハンドメイド作品を販売する作家さんのための、売上・原価・在庫を一元管理できるiOSアプリ です。「どの作品が一番利益が出てるんだっけ?」「材料費もあわせて、本当はいくら儲かってるの?」という、作家さんなら誰もが抱える悩みを解決します。
こだわったポイント
1. BOM(部品表)で原価を自動計算
Misell の核となる機能が BOM (Bill of Materials) 。1つの作品に必要な材料と使用量を登録しておくと、材料費の合計が自動で算出 されます。さらに材料を仕入れるたびに、加重平均で 平均原価が自動更新。「最近、ビーズの単価が上がったから利益率が下がってる」のような変化が、計算しなくても見えるようになります。
2. 複数販売チャネルの手数料を一元管理
販売プラットフォームごとに手数料率は違います。Misell では Channel モデルで以下を設定可能。
- 手数料率(例: minne 10%)
- 固定手数料
- 支払いサイクル
- 説明テンプレート
売上を記録するときに販売先を選ぶだけで、手数料・送料・値引き込みの最終利益が自動計算 されます。
3. 期間別レポートで「儲かる作品」が分かる
レポート画面では、週・月・四半期・年の単位で集計を見られます。
- 概要 — 総売上、利益、原価、利益率
- 販売先別 — どのチャネルが一番儲かるか
- 作品別 — どの商品が利益貢献しているか
- 材料消費 — どの材料を使い切るペースか
Charts フレームワークでグラフ描画。経営判断に使えるレベルの数字 が手元に揃います。
4. 低在庫アラート
材料の在庫が一定値を下回ると、自動でアラート表示。「気付いたら材料切れで作れない!」という制作スケジュール上のリスクを防ぎます。
開発プロセス
| 工程 | 使用ツール |
|---|---|
| 企画(知人作家からの要望) | ヒアリング + ChatGPT |
| データモデル設計 | Claude Code |
| コーディング | Claude Code (SwiftUI + SwiftData + Charts) |
データモデルは Product / Material / BOM / Sale / SaleItem / Channel の 6つの相互参照 が絡む複雑な構成。Decimal 型で金銭計算の精度を確保しています。
特に BOM の関連付けと Sale の手数料計算は仕様が多くて、AI と何度も対話しながら詰めていきました。
振り返り
- 本人が解決したい現場の課題 をベースに作ると、機能の優先順位を間違えない
- 複雑なデータモデルでも、SwiftData なら関連付けがスッキリ書ける
- 「グラフで見える」だけで、作家さんの経営判断は大きく変わる
- 1日で形にするのは無理だったが、8時間程度で MVP まで持っていけたのはAIの恩恵
ハンドメイド作家として活動している方、これから副業で始めたい方は、ぜひ Misell を試してみてください。