Abcan — スマホを耳に近づけるだけで腹筋ローラーを記録するアプリ
2026-03-25

Abcan とは
Abcan(アブカン) は、腹筋ローラー専用の 回数カウントアプリ です。最大の特徴は、スマホを耳に近づけるだけで自動カウントされる こと。トレーニング中の両手はローラーに集中したいので、画面タップは想定していません。スマホの 近接センサー を活用することで、ハンズフリーでの記録を実現しています。
こだわったポイント
1. 近接センサーで自動カウント
iPhone のスピーカー横にある 近接センサー は、通話中に画面を消すために使われていますが、Abcan ではこれを 回数カウントの入力デバイス として転用しました。
- 腹筋ローラーで前に倒れる → スマホが顔の横/耳元に近づく → センサーが反応 → カウント+1
- 戻る → センサー解除 → 次の検知待機
このループを UIDevice.proximityStateDidChange で実現。専用の入力装置を買わずに、iPhone1台で完結 する設計です。
2. 日付ごとに自動で記録
カウントは YYYYMMDD 形式の日付 をプライマリキーにして Realm で保存。アプリを開けばその日の回数がすぐに表示されます。日付が変わると自動で新しいレコードが作られるので、ユーザーは何もしなくて良い設計です。
3. 目標回数とユーザープロファイル
設定画面では、目標回数(デフォルト50回)、年齢、身長、体重を登録できます。「今日も目標達成!」という小さな勝利を毎日積み上げる、習慣化重視の設計です。
4. ホーム画面ウィジェットで一目確認
App Intents + WidgetKit でウィジェット対応。ホーム画面から今日の回数をすぐ確認 できます。
開発プロセス
| 工程 | 使用ツール |
|---|---|
| 企画 | 自分が腹筋ローラーをやりたかったから |
| 実装 | UIKit ベース |
| データ永続化 | Realm |
| 収益化 | Google AdMob |
| 計測 | Google Analytics |
このアプリは シリーズの中で最も古い実装 で、UIKit + Realm の組み合わせ。SwiftUI 化のリプレース候補ではありますが、近接センサーと UI の連携が安定して動作するため現状維持しています。日付ベースのプライマリキー設計はシンプルで集計効率も良く、長く使える堅牢な構造です。
振り返り
- 既存ハードウェアの予期しない使い方 は、それだけで強い差別化になる
- 「両手が塞がるシーン」をターゲットにすると、自然と独自UI が生まれる
- 腹筋ローラーをやりたい本人の発想なので、機能の取捨選択がブレなかった
- ウィジェット対応は アプリを起動させない ためにこそ価値がある
毎日の腹筋ローラーを習慣化したい方、両手で何かをしながら回数をカウントしたい方は、Abcan を試してみてください。